
友達の結婚式に参列するのが初めての方も、何度か出席したことのある方も、「どんなドレスにしようか?」という悩みは毎回思ってしまうものです。いろいろお店を見て回ってもピンとくるものが無かったり、何となくインターネットで検索したものの、一向にイメージが湧かない…そんなお悩みを抱えてはいないでしょうか。今回は、友達の結婚式に着て行くドレスに悩むあなたに、失敗しないドレス選びのコツをご紹介します。
目次
まずは「なりたい自分」をイメージ!
当日の私。果たしてどんなワタシ?
いきなりドレスやボレロを単品で選び始めるのではなく、まずは当日、どんな雰囲気の自分になりたいかをイメージすることが大切です。ドレスのスタイリングにおいて、キーとなる4つのカテゴリーが下記のとおりです。どんな「私」を目指すか、おおよそのイメージを掴んでみましょう。
- A.華やかな「私」になる
- B.可愛らしい「私」になる
- C.大人っぽい「私」になる
- D.着回し上手な「私」になる
ドレス選択のポイントは?
何となく目指す方向のイメージを持てたら、そのイメージのドレスを選んでいきます。その際のポイントやヒントは次の通りです。
A.華やかにドレスを着たいという方には、鮮やかなビビットカラーのドレスやビタミンカラーのドレスがオススメ。スパンコールやビジューをあしらった小物を合わせるとさらに華やかになります。
B.可愛らしくドレスを着たいという方は、ドレス全体を甘くするのではなく、ディティールをほんのり可愛らしく。レースをあしらったワンポイントデザインなど、さりげないスイート感を目指しましょう。
C.大人っぽくドレスを着たいという方は、着丈が長めのドレス、パンツドレスがオススメ。また、ブラックを取り入れたコーデを意識するとグッと大人っぽい雰囲気にまとまります。
D.着回せるドレスを着たいという方は、カラーはネイビーやブラック、グレーなど定番カラーを選ぶとよいでしょう。ドレスのデザインも、いろいろなシーンに対応できるようシンプルなものがGood!
ドレスを選ぶ注意点とは?
それぞれのタイプには、ちょっとした「注意点」もあります。
A.華やかにドレスを選ぶとき・・・華やかさを意識するあまり、花嫁の衣装よりも目立ってしまうことがないように。特にお色直しのドレスと被るのは避けたいところ。もし事前に分かるようであれば、花嫁のドレスカラーを事前にチェックしておくと安心です。
B.可愛らしいドレスを選ぶとき・・・可愛らしさは度を超えるとフォーマルな場には相応しくありません。ミニスカートや過度なフリル、大きすぎるリボンなどは避けましょう。白のドレス、もしくは白に近い色のドレスも避けたほうが無難です。
C.大人らしいドレスを選ぶとき・・・着丈の長いドレスやパンツドレスは一見地味になりがち。ドレスや羽織りにデザイン性のあるものを選び、ちょっとした個性を出していきましょう。
D.着回せるドレスを選ぶとき・・・Cと同様、物足りない雰囲気になりがちなので、ドレスのデザインや小物類で華やかに。ただし、着回すために取り外し可能など、汎用性にこだわることがポイント。
それでは実際にドレスを見ていきましょう!
当日のなりたい自分のイメージ、ドレス選択のポイントや注意点は何となく見えてきたでしょうか?次にA~Dのテーマ別に、実際の人気ドレスを例に挙げてポイントを整理していきたいと思います。
A.華やかなドレスを選ぶ
<ここがポイント!>
- 鮮やかなビビットカラーやビタミンカラーがオススメ。スパンコールやビジューをあしらったドレスや小物も効果◎!
- 花嫁より目立たないよう注意。お色直しドレスのカラーは事前にチェック。
晴れやかな場に華やぐローズレッドドレス
気品のあるローズレッドドレス
バックスタイルもさりげなくオシャレ
パールのベルトで一層華やかに
趣きあるダークグリーンドレス
落ち着きと知性を感じるダークグリーンのドレス。人と違ったカラーを選びたい方にオススメ
ブラックレースが程よく馴染む
ビジューとパールのベルトでゴージャス感が漂う
オレンジが可愛いビタミンカラードレス
お祝いの席に華やかさを与えるオレンジカラー、ウエストのレースがポイント
ハイウエストの切替と縦のストライプ柄が絶妙なスタイルアップ効果
丈が短めのボレロと合わせると、スッキリと可愛く着こなせる
B.可愛らしいドレスを選ぶ
<ここがポイント!>
- ドレス全体を甘くするのではなく、ワンポイントデザインでほんのり可愛らしく。レース使いが王道。
- ミニスカートや過度なフリル、大きすぎるリボンなどは避ける。白色、白に近い色のドレスもタブー。
スモーキーピンクがさりげない可愛さを演出
女性らしさを全面に出すのではなく、控えめなピンクがおしゃれ
甘すぎないスモーキーな色合いと裾のスカラップが可愛い
淡い色のスィートコーディネートも1ポイントに濃色を入れバランスと取る
レースが映えるネイビードレス
ボレロやストールがなくてもスッキリと着こなせるデザイン
袖のレースが美しく映え、可愛らしさと上品さが漂う
ベージュ系のアイテムを合わせて華やかな印象に
クラシックピンクが可愛いふんわりデザインドレス
胸元のレースがさりげなく可愛い
ふんだんなギャザー使いで体型と二の腕をカバー
ジャケットを合わせると程よいきちんと感
C.大人のドレスを着る
<ここがポイント!>
- 着丈が長めのドレス、パンツドレスがオススメ。ブラックを取り入れたコーデはより大人っぽい雰囲気に。
- 一見地味になりがちなので、ドレスや羽織りにデザイン性のあるものを選び、ちょっとした個性を演出。
大人が似合うワインレッドドレス
襟元のオフタートルデザインが印象的な大人感漂うドレス
シンプルなのに女性らしいシルエットが魅力的
ブラックの小物を合わせると、より深みのあるワインレッドコーデに
サファイアブルーがクールな印象のフレアワンピース
肌をきれいに見せてくれるブルーの鮮やかさが魅力。
ウエスト部分のタックが着やせ効果を演出。
明るめのボレロで一段と華やかな雰囲気に。
(参考商品)
ブラックは大人コーデの代名詞
ブラックのパンツドレスは大人カッコイイ着こなしにピッタリ
大人の魅力を引き出すブラックレース
ブラック×ゴールドのコーデは相性バツグン
レースが美しいネイビーカラーのパンツドレス
ブラックよりも優しい印象のネイビーはパンツドレスでも不動の人気カラー
肌が透けてみえるバックレースが大人の美しさを演出
長めのデザインネックレスでドレッシー感UP
D.着回せるドレスを着る
<ここがポイント!>
- ネイビーやブラック、グレーなど定番カラーを。ドレスのデザインも、汎用性のあるシンプルなものを選択。
- 地味になりすぎないようドレスのデザインや小物類で華やかに。ただし、取り外し可能など汎用性にこだわる。
シンプルなネイビーカラーのパンツドレス
ケープスリーブのトップスはこれ1枚でドレスアップが可能
バックスタイルも体型をカバー
パールチェーンが重要なアクセント。ホックで簡単に取り外し可能。
ウエストリボンのシンプルネイビードレス
全体のデザインはいたってシンプル。ウエストのリボンが印象的。
1枚着が可能な袖付きという点も、着回しには◎。
デザインポイントのリボンは、スナップ付きで取り外し可能。
シンプルだけど上品さが漂うネイビードレス
ネイビーよりも少しだけ青みがかったネイビーブルーが素敵。
後ろ姿もシンプル。ウエストのサッシュベルトは取り外し可能。
シャンパンゴールドのジャケットボレロできちんと感もアップ。
まとめ
ある日突然に来ることが多い友達の結婚式の招待状。普段あまり着る機会がない服装だからこそ、意外と迷ってしまう方が多いようです。何も考えず闇雲にドレスを探し始めると、さらに迷ってしまったり、決めたはいいけど後で後悔することになったり・・・。普段着ない服装だからこそ、その日のなりたい自分をしっかりイメージすることから始め、そのテーマに沿ってドレス選びをすることをおすすめします。当日のイメージから逆算することによって、ドレス選びのポイントや注意点などがより明確となり、きっとあなたの理想的なドレスにより近づくことができるはずです。あなたにぴったりなお気に入りの1着をぜひ見つけてくださいね。
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