
結婚式に着るドレスの羽織もの、意外と悩んでしまいませんか?ドレスは手持ちの物を着ようと思うけど、羽織ものをどう合わせたらよいかわからない・・・、そんな声をよく耳にします。
お呼ばれドレスは、デザインがノースリーブやショートスリーブなど、肌を露出するデザインが多いのが特徴です。羽織ものは、その露出を抑えるというマナー的な役割はもちろん、コーディネートの面でも意外と重要な位置づけとなります。
あなたのドレスにはどのような色の羽織ものを羽織ればよいのか、またデザインはどのようなものを選んだらよいのか。今回は、その羽織ものの色合わせのコツと代表的な3つのデザインをご紹介しましょう。
目次
ドレスとのカラーコーディネートのコツ
同じドレスでも、羽織ものに何色を持ってくるかで全体の印象は大きく変わります。どうせ羽織るなら、お気に入りのドレスをより一層引き立てるコーディネートにしたいところです。そこで大切になってくるのが「色のトーン」です。以下3枚の写真を見てみましょう。向かって左側がドレスと同じトーンの羽織ものを合わせたコーデ、右側がトーンを変えたコーディネートです。さて、あなたはどちらのコーデによい印象を持ちますか?
羽織ものによるドレスの印象の違い①
羽織ものによるドレスの印象の違い②
羽織ものによるドレスの印象の違い③
3枚の写真とも、どちらかが間違ったコーデでどちらか一方が正解というわけではなく、シーンや表現したい雰囲気に合わせて選べば、どちらも「あり」な合わせ方です。ただ、同じドレスでも色のトーンを変えたほう(右側)が、よりメリハリがあり、ドレスが映えるという効果があります。羽織ものを合わせるコツの1つとして、ドレスの色と羽織ものの色のトーンは変えた方がメリハリのあるコーディネートになるということを覚えておきましょう。
スタイリングに華を添える代表的な羽織もの
それでは実際に、羽織ものの種類を見ていきましょう。大きく分けて3つのタイプに分かれ、どのタイプを選ぶかで全体の印象も大きく変わってきます。それぞれの特長と着こなしのポイント、また実際に着用された方の貴重な声をご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
①ボレロタイプ|扱いやすさで不動の人気NO,1
最近の羽織もので不動の人気ナンバーワンが、このボレロタイプ。袖丈、着丈などお好みのバランスで選べば、ドレスとのトータルコーディネートがしやすいのがポイント。特に袖丈は、肩を隠すためのコンパクトな半袖タイプから、肩のみでなく上腕全体を覆ってくれる五分~七分袖丈などバリエーションが豊富な点がうれしいところ。さらに、パフスリーブ、ベルスリーブといった袖のデザインによって、さりげなくオシャレを演出できる点も人気の秘訣です。
<レースの華やかなチェーン付きボレロ>
前身頃に透けるレースがおしゃれな半袖ボレロ。取り外し可能なチェーン付きで、はだける心配がないのもうれしいポイント。
<コーディネート>
ご購入者の生の声①:ボレロの袖丈が長めで安心できます。162㎝、60キロオーバーの11号の二の腕には袖丈の安心感は大切なポイントです。他のドレスにも使いやすい色あいで長く愛用できそうです。やっぱりこちらにしてよかった♪とっても気に入っております。(ふきよめさん/年齢非公開)
ご購入者の生の声②:友人の結婚式出席にあたって、ベージュドレスのはおり用に購入しました。167cm56kgの私には11号がちょうどよかったです。パフスリーブの袖で二の腕の露出が抑えられるし、フロントのチェーンのおかげでボレロがはだけたりずれたりすることもなく、大変使いやすいボレロと思いました。(しずくさん/年齢非公開)
<コットンレースのベルスリーブボレロ>
コットン特有の柔らかさがとても優しい雰囲気を演出するベルスリーブボレロ。ちょっと長めの半袖もうれしいポイント。
<コーディネート>
購入者の生の声:身長165㎝、体重55㎏で11号を購入しました。早速着てみたら丈、フィット感もバッチリでした!袖も肘上でちょうど二の腕が隠れます。
素材は柔らかくそれでいて着崩れしないちょうどいい感じです。9月に結婚式があるので暑くても心配なく着て行けそうです。(ボヨさん/30代)
<バックリボンが大人可愛いラメボレロ>
まさに羽織り感覚のゆるめボレロ。ラメニットとサテンのバランスが程よく、後ろ姿も可愛らしい雰囲気が特長。
<コーディネート>
購入者の生の声:私のがっちり体型で二の腕も隠したいという要望にぴったりとあてはまりこちらにしました!着心地も楽で、あまり透け感もないので安心して着れます。ラグランスリーブになっていて、11号の私でも9号のボレロが着れるほどゆったりしていました。シワにもなりにくく、持ち運びにも便利そうなので遠方の結婚式にも気兼ねなく持っていけそうです!(コンソメスープさん/40代)
<透かしレースがオシャレなリバーシブルボレロ>
さりげなくレースが透けるおしゃれなリバーシブルボレロ。裏を返すと、可憐な印象のレースボレロとして着用可能。使いやすい七分袖で、フォーマルシーンのみならず、お食事会やカジュアルにも。
<コーディネート>
購入者の生の声①:とても上品で丁寧な作りで購入して良かったです。リバーシブルになっているので、今回はレースを表にして着ました。デザインも年齢を問わないと思うので、大切に着ていきたいです。(まるまるさん/30代)
購入者の生の声②:身長167cm体重57㎏、11号ブラックを購入しました。リバーシブルでどちらで着ても可愛いデザインで女性らしく決まります。生地の特徴的に仕方ないですが、脱いだり着たりしずらいところも。結婚式やセレモニーで温度やシーンに合わせて活躍しそうで、満足しています。(にゃおんさん/30代)
<格子模様が美しいラメボレロ>
織り込まれたラメ糸のさりげない輝きと、繊細な格子柄が美しいラメボレロ。シンプルですが、デザインに無駄がなく、結婚式だけでなく、ちょっとしたディナーなどにも◎。
<コーディネート>
購入者の生の声①:結婚式用に黒のワンピースに合わせるためゴールドをお願いしました。156㎝でいつもは9号ですが肩幅があるので今回は11号にしましたがぴったりでした。落ち着いたゴールドで生地も縫製もしっかりしていて、色々なお店を探しましたがこのお値段でこのクオリティーはなかなか無いと思います。良い買い物ができて大満足です。(ゆとんぼさん/40代)
購入者の生の声②:半袖のボレロですと、可愛らしい感じになりそうですし、ジャケットですと落ち着き過ぎてしまう気がしていたので、どちらの良さも兼ね備えているボレロでした。身長159cm、45kgで、7号サイズがない為9号ゴールドを購入。少しゆったりですがいろいろと着まわせそうなのでこの位のサイズで良いと感じています。透け感も上品で、40代になっても着られるデザインだと思います。(mayuさん/30代)
<ほどよいラメがきちんと感を演出するニットボレロ>
着やすさ抜群で、編み地の柄がとても素敵なニットボレロ。さりげないラメ混でフォーマル感漂う着こなしが可能。
<コーディネート>
購入者の生の声①:ゴールドを購入し、手持ちのゴールドのワンピースに合わせました。 ニットのボレロはなかなかないので、良いものが見つかり、よかったです。着心地もよく、一日着ていましたが、疲れませんでした。(akkoさん/年齢非公開)
購入者の生の声②:168㎝で肩幅もありますが、キレイにフィットし、袖がフレアになってるのであまり肩幅を気にする事無く着れました。落ち着いたキラキラ感でネイビーのワンピースとも相性が良く、シックにまとめる事がでしました。着まわしもきくので購入して良かったと思います。(ズカコさん/年齢非公開)
<フリルデザインが優雅なオーガンジーボレロ>
とても軽やかでフォーマルシーンを彩る代表的な素材、オーガンジー。手首を華奢に見せてくれる袖元のフリルデザインがポイント♪
<コーディネート>
購入者の生の声①:長袖のボレロをずっと探していたので、見つけた時にはとても嬉しかったです。フリフリでお姫様的、あまり素材の良さを感じさせないボレロが多い中、この商品は上品で大人なボレロです。適度に甘さもあり人前に出る席に恥ずかしくないお品だと思います。(タヒチティアレさん/年齢非公開)
購入者の生の声②:姪の結婚式に着ていくドレスの上に羽織るボレロを探していました。158㎝48㎏で黒の9号サイズを購入。丁度良い感じに着れました。程良いフリルと光沢がとても上品で可愛さもありとっても素敵です。手持ちの黒のドレスに良く合い、今から着ていくのが楽しみです。(ふわふわさん/年齢非公開)
②ストールタイプ|手軽さとアレンジ力が最大の魅力
別名ショールと呼ばれることもあり、お呼ばれスタイルの羽織りの代名詞ともいうべき「ストール」。何といっても脱ぎ着の手軽さ、前結び、後ろ結びなどのアレンジのしやすが大きなメリット。少し前までは、オーガンジー素材など張りのある素材でかっちり結ぶスタイルが主流でしたが、最近は軽く着心地のよいニット素材などが人気。折りたたんでの持ち運びでもシワになりにくく、柔らかいフォルムのスタイリングが可能です。ニット素材のカジュアル感が気になる方は、さりげないラメ使いやパールやビーズのワンポイント使いのものがおすすめです。
<スカラップがフェミニンなラメストール>
周りをスカラップで飾ったフェミニンなラメニットのストール。 軽く柔らかな着心地で、長さがあるのでアレンジがしやすいのも◎。
<コーディネート>
購入者の生の声①:ラメ入りのものはチクチクするのが心配でしたが、滑らかな肌触りでした。大判なので、色々な結び方が出来そうですね。首周りのレースのデザインが繊細で素敵でした。(あやこさん/年齢非公開)
購入者の生の声②:思ったより滑らかな肌触りでした。長さがあるのでゆったり使え、フィット感もあって使いやすかったです。(さつきさん/年齢非公開)
③ジャケットタイプ|ドレスのカジュアル化で人気急上昇
最近の羽織もので人気急上昇なのが、このジャケットタイプ。ボレロやストールに比べて「きちんと感」が増し、ちょっとした普段使いのワンピースも、それなりのスタイルへと変身させてくれます。結婚式だけではなく、いろいろなシチュエーションでも使いたいという要望が、汎用性のあるジャケットタイプの人気を押し上げているともいえるでしょう。選択のポイントは、袖丈、着丈がややコンパクトなタイプを選ぶこと。どうしても重く見えがちなジャケットをコンパクトにすることで、ドレスとのトータルバランスが良くなります。
<ジャケット風クラシックボレロ>
ノーカラーにフリルをあしらえたコンパクトジャケット。ほんのり残るシワ加工が程よいくずし感を演出。
<コーディネート>
購入者の生の声①:親戚の結婚式のためにブラックを購入しました。軽くて光沢も素敵です。いろんなワンピースに合わせることが出来そうなので、ちょっとしたお出掛けに重宝しそうです。(ぴたきちさん/40代)
購入者の生の声②:着心地が良く、何にでも合わせやすいボレロだと思います。ベージュのドレスに合わせるためブラックを購入しましたが、本当はホワイトも欲しかったくらいです。フォーマル以外にも使えそうです。154㎝、55㎏で9号で大丈夫でした。(ももねえさん/40代)
<ペプラムジャケットボレロ>
さりげないフレアペプラムが可愛いジャケットボレロ。着心地の良いストレッチ素材であることもうれしいポイント。
<コーディネート>
購入者の生の声①:身長162cmの普通体型です。普段はMサイズを着用しています。こちらのボレロはストレッチが効いていて、着心地が良くシルエットも綺麗で、ワンピースとの相性も抜群です。(ガーネットさん/年齢非公開)
購入者の生の声②:親族の結婚式で着用するため、ダークネイビーのワンピースと合わせましたが、写真のイメージとほぼ同じで、とても気に入りました。肩から腕にかけてやや太めの体型ですが、窮屈さも感じませんでした。(そらさん/年齢非公開)
<ストレッチサテンのジャケットボレロ>
シンプルでありながら、オシャレにかっこよく決まるショールジャケット。軽くソフトな風合いで着心地もよい。結婚式以外でも着まわせるのもうれしいポイント。
<コーディネート>
購入者の生の声①:友人結婚式のため購入しました。柔らかい素材で楽に着れます。Lサイズ購入し、袖丈・肩幅ともちょうどでした。(H・Yさん/年齢非公開)
購入者の生の声②:見た目しっかりとした生地で、ラフめのワンピースの上に羽織ってもキチンと感が出ます。ベージュを購入しましたが色合いもとても気に入りました。身長156cmで肩幅はガッチリしてる方ですが、13号でサイズぴったりでした。パーティー後も重宝しそうです。(m・tさん/年齢非公開)
<ソフトノーカラージャケット>
まとめ
結婚式のお呼ばれスタイルにおいて、マナー面でも、またオシャレな着こなしのためにも有効に利用したい羽織もの。その種類は、ボレロタイプ、ストールタイプ、ジャケットタイプと大きく分けて3つあり、それぞれに特長があります。あなた自身の用途や着回すスタイリングによって、最適な1点を選びたいところです。そして、もう一つ大切な選択のポイントがカラー選び。ドレスと色のトーンを変えた羽織ものを合わせることによって、メリハリの効いたコーデに仕上がるということを是非覚えておきましょう。結婚式のお呼ばれスタイルにはもちろん、その他のちょっと決めたいシーンにもつい手に取ってしまう、そんなお気に入りの羽織ものを是非見つけてくださいね。
コメント