
親族として参列する結婚式の服装、悩んでしまいますよね?
先方のご両親やご親族との顔合わせの場ともなる結婚式。また、親族は新郎新婦と共に、温かくゲストをお迎えするという立場でもあります。今回は、親族として結婚式に参列する際の服装マナー、そして最近人気のドレス・スーツをご紹介します。
目次
親族の結婚式のマナーとは? 服装選びのポイント
結婚式の親族の服装といえば、従来は黒留袖、色留袖といった着物が一般的でした。しかし最近では、母親以外の親族の服装は洋装が一般的です。服装選びの前に、まずはマナーをふまえた服装選びのポイントを知っておきましょう。
親族の服装マナー①|派手さよりフォーマル感
新郎新婦の親族として参列するときは、ゲストをお迎えする服装、つまりフォーマル感を重視することが大切です。露出を控え、派手さよりも上品な華やかさを意識するようにして下さい。
これは近縁、遠縁関係なく、結婚式に親族として参列するすべての方が意識すべき点となります。
親族の服装マナー②|カラーはダーク系
親族の結婚式に限ったことではありませんが、お呼ばれの服装で一番悩むのはドレスの色です。親族に人気のカラーは、ネイビー、ベージュ、ブラックの3色。最近の傾向は、暗すぎず派手すぎない、清楚感とマナーを両立させるネイビーが一番人気です。
親族の服装マナー③|ジャケットできちんと感
手持ちのドレスがノースリーブの場合、羽織はマナーの上で必須となります。親族として参列する20代までの方はボレロやショール、30代以上の親族の方には、きちんと見えするジャケットがおすすめです。
ジャケットの種類は、合わせを選ばないシンプルなデザインがおすすめです。
親族の服装マナー④|羽織や小物で華やかさを
フォーマル感やダーク系の色を意識すると、全体が暗く地味な印象になってしまいがちです。パールのアクセサリーや、明るめの羽織、バッグなどで華やかさを失わないコーディネートを意識しましょう。
「姉妹」「叔母」「いとこ」の服装マナーは?
親族といっても年代によって、その立場は違うことでしょう。40代から50代に多い新郎新婦の「叔母」としての立場、20代から30代に多い「姉妹」「いとこ」としての立場、それぞれの服装のポイントをご紹介します。
40代・50代女性 親族の服装
「叔母」として参列する場合の服装
40代から50代の女性が親族として結婚式に参列する場合、その立場は新郎新婦の叔母としてに立場が多いことでしょう。20代、30代とは違う上品さと品のある装いが求められます。ジャケット付きのセレモニースーツが最も一般的といえるでしょう。
注意点としては、新郎新婦の親や姉妹より格上の服装にならないこと。両親が洋装の中、親族が和装(格上)とならないほうが賢明です。親族間で当日の服装について、事前にお打ち合わせしておくことをおすすめします。
叔母という立場にふさわしいジャケットスタイル。
20代・30代女性 親族の服装
「姉妹」として参列する場合の服装
20代・30代の女性に多いのが、新郎新婦の姉妹として参列するケース。年齢からすると、友人のゲストたちと変わらない華やかな装いにも憧れるところですが、やはり主催者側としてフォーマルな装いがベターです。カラーは「ネイビー」「ブラウン」「ブラック」といったダーク系、くすみカラーがおすすめ。地味になりすぎないよう羽織やバッグ、靴などで華やかさを出すとよいでしょう。
また、洋装・和装どちらの場合も、髪はアップスタイルがフォーマルシーンに適しています。
着るだけで美ラインが叶う人気のネイビードレス。
「いとこ」として参列する場合の服装
20代30代の女性が親族として結婚式に参列するもう一つの立場が、「いとこ」。同じく新郎新婦と年齢も近く、友人に近いイメージとなります。「姉妹」や「叔母」ほどかしこまりすぎる必要はありませんが、席次は親族席に座ることが多いでしょう。親族に準じた服装を心がけてください。
特にカラーの制限はありませんが、肌の露出を控えたドレスを選びましょう。
カラーは抑えて、デザインをおしゃれに。
上品な従姉妹(いとこ)を演じられる1着。
親族の結婚式のドレス|人気ランキング【2023年度版】
親族の結婚式に人気のドレス(ワンピース)をランキングでご紹介します。服装選びの参考にしてください。
第1位 タックフレア美ラインワンピース
上質なジョーゼット素材を国内で丁寧に縫い上げた逸品。
セットアップの同素材ジャケットあり(別売)。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
第2位 シフォンスリーブワンピース
1枚でさまざまなシーンに活躍する7分袖ワンピース。
体のラインを細く見せるシルエットが特長。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
第3位 ローズベージュの美ラインワンピース
ローズベージュのカラーがおしゃれなワンピース。
■立場:姉妹、叔母、義姉妹として
第4位 ストライプレースの編み上げドレス
縦ラインを強調するサイドのストライプレース。
スタイルアップ効果を実現。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
親族の結婚式のフォーマルスーツ|人気ランキング【2023年度版】
新郎新婦の親族として、よりきちんと感を出したい方におすすめなのがジャケット付きの「フォーマルスーツ」。着まわしのよい定番デザインを選んで、結婚式はもちろん、お子様のセレモニーやちょっとしたシーンに着まわせるスタイルが人気となっています。
第1位 タックフレア美ラインワンピーススーツ
ロング丈やレース袖など、お客様の声をから生まれた一着。
広い年代に選ばれ、長く愛用できる逸品。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
購入者レビュー
甥の結婚式のために購入しました。年齢とともにぽっちゃりしてきてしまったので、楽に着られるワンピース&結婚式で着ても大丈夫なデザインということで探していました。このスーツはその条件にぴったりでした。
第2位 ツイルツイードワンピーススーツ
すべての「きちんとシーン」をカバーする1着。
親族の結婚式はもちろん、さまざまなシーンに着回せる。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
お客様のレビュー
じつは他社のスーツと迷いましたが、実物はこちらのほうがはるかに良いものでした。やはり現物を見てみないとわかりませんね。6月にある甥の結婚式にも着る予定です。意外と細身だったので、頑張って体型キープします!
第3位 チュールレースのワンピーススーツ
憧れのチュールレースのワンピーススーツ。
1枚で着ると華やかに、スーツで着ると上品アンサンブルに。
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉として
お客様のレビュー
11月の結婚式と来年の卒業式に使うために購入しました。丈が長めで膝が隠れるので落ち着いていて上品な感じです。ただ色は少し暗めなのでアクセサリーで着飾ります。
第4位 刺繍チュールのワンピーススーツ
刺繍レースがおしゃれなワンピーススーツ。
手の込んだ刺繍レースのワンピースは単体でも人気♪
■立場:姉妹、叔母、従姉妹(いとこ)、義姉妹として
親族の結婚式にパンツスーツはあり?
親族の結婚式に「パンツスタイル」で参列するのはありでしょうか?答えは、条件付きで「あり」です。パンツスーツ自体はマナー違反ではありませんが、スーツ選びにはいくつか注意が必要です。
ジャケットを合わせる
親族の結婚式の場合はパンツドレスではなく、ジャケットを羽織ることをおすすめします。ジャケットをプラスするとフォーマル度がアップし、親族としてふさわしい装いになります。
親族としてなら、パンツドレス単品ではなくジャケットを。
フォーマル感のある素材・デザインを選ぶ
レース素材やシフォン素材など、部分的にでもフォーマル感のある素材を使用したスーツを選びましょう。ビジネススーツやリクルートスーツといったお仕事服に見えないようデザインにも気をつけましょう。
ウエストリボンがおしゃれなワイドパンツスーツ。
シンプルで着回し力も抜群。
色はダーク系を選ぶ
親族の結婚式にふさわしいカラーは、やはりネイビーかブラック。明るい色のパンツスタイルは、カジュアルっぽく見えるのでダーク系を選ぶようにしてください。またブラックを選んだ場合、全身黒にならないよう、ジャケットは明るめカラーを合わせましょう。
ブラックのワイドパンツにベージュのジャケットを合わせたセットアップ。
親族としてのマナーを踏まえた服装を
新郎新婦の親族として参列する結婚式。親族として失敗しない服装選びのポイントを今一度チェックしておきましょう。
- 派手さよりフォーマル感を重視。
- カラーはダーク系を。
- ジャケットできちんと感を。
- 羽織や小物で華やかさを。
親族といっても、立場や年齢からくる多少の服装の違いはあるでしょう。最低限のマナーを押さえた服装で、新郎新婦と共に素敵な結婚式をお迎えください。
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